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カテゴリー: ヨガについて, ヨガと健康, 心とヨガ, 海外ヨガ事情, ブログ
Urban Om ヨガスタジオで行われているのはヨガのクラスだけではありませんでした。
マインドフルネス瞑想のクラスがあったので、受けることにしました。
瞑想クラスに使われるお部屋はこちら。
マットレスに座椅子があります。
写真には写っていませんが、ブランケットやボルスターなどのプロップスも豊富にあり、
瞑想をする間の姿勢に苦痛がないように
いくらでもアレンジするようにいわれました。
マインドフルネスのクラスに参加したのは二人。
もう一人の生徒さんは継続して通っているかたのようで、
自然とマットレスの上に仰向けになり、膝の下にボルスターを入れブランケットを
体にかけて瞑想をしていました。
マインドフルネスは、「今という瞬間、瞬間への、一切の評価、判断を挟まない、気づきの状態(アウェアネス)」です。
マインドフルネス瞑想は、マインドフルネスを養うための修練です。
私達の思考は、その99%が、既に過ぎてしまった過去のことか、さもなければ、まだ来ない未来のことで占められているといっても過言ではありません。これに対し、マインドフルネス瞑想は、私達の心が常に今という瞬間に向き合っている状態を目指します。
私達の心には、何かを見た瞬間、誰かに会った瞬間、何かを聞いた瞬間に、快、不快、良い、悪い、きれい、きたないなどの評価・判断を瞬時に下してしまう傾向があります。それが、ものごとの真の姿を正しくとらえることを困難にしているにもかかわらず、私達は思考によってものごとを理解したと錯覚しがちです。マインドフルネス瞑想は、思考・判断等のフィルターを通さずに、対象を直接知覚することを目指します。
先日のリトリートでもサイレントウォークでこのマインドフルネスを練習しました。
マインドフルネス瞑想で意識を向ける対象は、自身の呼吸が基本となります。加えて、視覚、聴覚、臭覚、味覚、触角の五感でとらえられるものも対象とし、更には頭のなかで自然に発生した思考も対象とします。それらのうちのどれか一つを対象に定めて行う瞑想と、一つの対象に限定せずに、全てを対象として意識のレーダーにとらえる瞑想(チョイスレス瞑想)があります。
今回の瞑想では、主に自分の呼吸に意識を向ける瞑想を行いました。
60分の瞑想のあとは、心が穏やかになり目の前がクリアーになった感覚がありました。
このマインドフルネス瞑想で得られる効果としては
次のものが挙げられています。(Japan Institute for Mindfulness in Leadership HPより)
マインドフルネス瞑想を実践することにより、以下のような効果が期待できます。
Calmness:心の平穏
瞑想に出会うまでは、恐らくだれも、たとえ5分であっても、明確な意図をもって何もしない時間を過ごすという経験をしたことはないと思います。たった5分でも、何もしないだけで、その前と後では心の静けさが違うことが実感できます。 また、心の平安を乱す心配、恐怖、怒りなどの感情に素早く気付くことで、それらが対象化され、自然に心の平安がもたらされます。
Clarity:明晰な思考
瞑想によって予断、思い込み、性急な判断などをしている自分に気付くことで、それらから自由になり、ものごとのありのままの姿をとらえることが可能になり、感情に左右されない冷静な思考が可能になります。
Concentration:集中力
呼吸や他の対象への意識の集中を瞑想を通して訓練することで、集中力が身に着きます。また、私達は、常に時間に追われている感覚から逃れられないために、同時に複数のタスクを実行しようとする傾向(マルチタスキング)がありますが、そのような精神的プレッシャーが瞑想を通して軽減されることで、マルチタスキングを避け、一つのタスクに集中することができるようになります。
Creativity:創造性
予断、思い込み、既成概念などから自由な心が養われることで、創造的な思考が可能になります。
Compassion:共感性、思いやり
私達は、無自覚でいると、ものごとを即座に裁こうとします。ものごとを裁く心の働きは、本来全体性のなかに相互に影響しあって存在しているものごとの間に線を引き、自分と他人、善と悪、快と不快というように区別してとらえる傾向を生みます。そのような心の状態は、他者への共感性や思いやりを阻害します。今をありのままに受け入れる心が養われることで、共感性や思いやりの心が芽生えてきます。
今回教えていただいた先生です。とても穏やかで優しい声でした。
でも力強く私たちをこの瞬間に止めようとするリードで
瞑想中眠くなったり注意がそれてしまうこともありませんでした。
定期的にマインドフルネスを実践していこうとおもいました。
このあと、一人でずっと石畳を歩き続け、股関節を痛めてしまい、
他のヨガスタジオ探訪を断念しました。
そして、初!スウェーディッシュマッサージを受けにいってきました!
スウェーデンヨガ事情#3に続く