大人のヨガリトリート-DAY2

カテゴリー: リトリート, ヨガと健康, レッスン後記, ブログ

さあ、二日目。

なんとホテルのフロント集合6時。サイレントウォークです。

サイレントウォークは、歩く瞑想とも言われ、朝の静かな心のまま一言も話しをしないで自然の中を気持ちよく散歩します。日頃聞こえてこない鳥の声、葉っぱが擦れる音、風の音。遠くに聞こえる水のせせらぎなど、自然の中に自分を浸します。
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いつもなら、過去に起こったことを人と話して時間を埋めてしまったり、

未来の予定を考えて目の前の景色の美しさを満喫していないでしょう。

一言も話しをしないで、自分の五感をフルに使ってこの一瞬にとどまる。

足の裏の感覚を感じて一歩ずつ味わい歩んでいく。マインドフルネスです。

脳内のおしゃべりを減らすことで、脳内・マインドにスペースを作っていきます。

そのスペースに、直感やひらめきのようなものが起こるといわれています。

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朝ヨガも気持ち良く行いました。

呼吸とともに流れるような動き、朝の血液循環を促すシークエンスを行いました。

ヨガ後は温泉も楽しみながら、チェックアウト。

午後は足利にあるココファーム・ワイナリー見学に行きました。

このワイナリーは、1950年代に、特殊学級(現在の支援学級)の中学生たちによって開墾された葡萄畑が、私たちのワインづくりの原点です。この足利市田島町の急斜面で、当時、知恵遅れと呼ばれていた少年たちは、汗まみれになりながら夏草を刈り、寒風の吹きすさぶなかでお礼肥えの穴を掘ってきました。中略

こころみ学園では、園生みんなが何らかのかたちでワインづくりに携わっています。
こころみ学園が栽培した葡萄はココ・ファーム・ワイナリーが購入します。 ココ・ファーム・ワイナリーは仕込みやビン詰めなど醸造場での作業を、こころみ学園に業務委託します。 葡萄畑や醸造場で働く仲間のために、洗濯物を干したり、お弁当の用意をしたり、縁の下の力持ちでワインづくりを支える園生もいます。 こんなワインづくりの日々のなかで、草刈りに大がまを振るっていたA君も、山のような洗濯物を干してきた I さんもだいぶ歳をとりました。彼らは今、ゆっくりとではありますが若い農夫と一緒に、あらたな明日の夢をつないでいます。

私たちは、伝統や名声を誇る外国のシャトーのように、潤沢な資金を持つことができません。大手のワインメーカーのように、大量生産することもできません。 しかし、葡萄を育てワインを醸す仕事に、自分の名前さえ書けない人たちが取り組んできたことを、どんなに辛くても、一年中空の下でがんばってきた農夫たちがいることを、ひそかな誇りに思っています。
ここにご紹介するワインは、葡萄づくりに、ワインづくりにがんばってきた仲間たちが、のんびりと葡萄畑で自分にあった仕事-草取りや、石拾いや、カラス追い-をしながら、自然に囲まれて、安心して年をとっていけますよう、そんな願いも込められています。

 

IMG_5458IMG_5462このワイナリーは一度も除草剤を撒いたことがないそうです。

傾斜38度の山を下の方から雑草を取り続け、

一番上まで終わった時にはまた、下の方の雑草が生えてくる。

またスパークリングワイン作りでは、毎日15度づつ瓶を回転させるそうです。

何百本の瓶を一つ一つ手作業で回転させる。

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こころみ学園の皆さんが、この根気のいる作業をひたむきに続けてくれているから

美味しいワインが出来上がるのだと感動しました。

障害があるないに関わらず、人は仕事をして評価されることや

人に求められることに幸せを感じます。

自分に適した仕事をして、生活の糧を得ることが人間の尊厳として大切です。

そしてそれが社会に感謝される。

こういった仕組みがもっと広がるといいなと思いました。

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こちらでランチもいただいて、大満足のワイナリー見学になりました。

テイスティング後もさらに飲み続ける・・・。

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帰りは足利駅から特急で浅草へ。

とても充実した二日間でした。

ご参加いただいた皆様一人ひとりに気づきがあったらいいな、と思います。

景子ちゃんが、毎月リトリートやりましょう!と言ってくれましたが(笑)、

毎月はなかなか肝臓が大変なので、また秋の紅葉の頃リトリート開催したいと思います。

次回は是非、国際交流も含めたリトリートになるように

準備していきたいと思います。

ご参加いただいた皆様、

参加者ノベルティとして、マットケースを御協賛いただいた

ヨガウエアブランドeasyoga

一乃館のみなさま

本当にありがとうございました。

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